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スローに働いて、スローに遣う

労働から活動へ、消費から生産へ、利益から恩恵へ

蜜蜂をいたわる

スローに寄り道 半径5kmで生きたい 食べるものを手で作る

今日は沢山の蜜蜂を見ました。

 

近年、農薬使用や草木の減少のせいで、蜜蜂が減っているそうです。

アインシュタインの言葉「蜜蜂が絶滅すると人類も滅ぶ」は有名ですね。

蜜蜂がいないと、受粉が出来ず、実がならないんです。

 

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春ジャガイモの植えつけ

半径5kmで生きたい 食べるものを手で作る

庭の土作り&ジャガイモの植え付けをしました。

 

近所から落ち葉がたまっているのをごっそり持ってきて穴掘って埋める、

それだけ。

 

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ふきのとうと明日葉狩り

スローに寄り道 半径5kmで生きたい 食べるものを手で作る

庭の裏にふきのとうと明日葉を見つけました。

 

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ともしびグッズ @かながわ県民センター

スローに寄り道 ファッション

私は公共施設に入るのが好きです。

隠居組の暇つぶしエリア、に思われがちですがあなどれません。

市役所、市民センター、図書館には良質な情報が集まっているから。

 

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スローに寄り道

スローに寄り道 はじめに

抽象的なことばかり綴っているのも飽きたので、

好きなお店やスポットをちょこちょこ紹介していきます。

 

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劣化していくことが嫌いじゃない。むしろ結構好き。

ICON

自分の顔が嫌いだった訳

思春期女の子の例に漏れず、私も自分の顔が嫌いでした。

今思うと顔の造作ではなく、内面との乖離が原因でした。

自分の内面が反映されていない顔、に違和感があったのです。

 

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マネーと共に生きる その6 あなたはビル・ゲイツと同額の資産を持ちたいか?

アメリカ マネーと共に生きる

億万長者になった自分をシュミレーションできるドキュメンタリー

 


NHKスペシャル 富の攻防

 

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マネーと共に生きる その5 時代にそぐわない『豊かさ』にしがみつくことは苦しみでしかない

アメリカ マネーと共に生きる

前回紹介した、消費しつくして自滅するアメリカ人から数年後の世界です。

 

 オレゴン州ポートランド中流家庭がある日貧困層

 

『アメリカ冬の時代〜転落する中産階級 前編』




アメリカ冬の時代〜転落する中産階級 後編

 

2013年のドキュメンタリーです。

生活困窮者向けのホットラインに連絡してきた家族を取材しています。

 

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マネーと共に生きる その4 豊かさと消費の関係性 

マネーと共に生きる アメリカ

豊かさと消費は比例するものなのか

 

消費を美徳とするアメリカ人のドキュメンタリーを見てその疑問が感じました。

大量にひっきりなしに消費する彼らは、幸福にも文化的にも見えない。

 

個人破産・アメリカ経済がおかしい』



リーマンショックの直前、2000年代後半アメリカのドキュメンタリーです。

そのうち消されるかも知れないので、登場人物と内容も記載します。

 

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どうしてトイレは臭いのか? それは臭くなるように設計されているから。

思考を裏返す

禅問答シリーズです。

 

slowinputslowoutput.hatenablog.com

 

 

slowinputslowoutput.hatenablog.com

 

  • 野ぐそは気持ちがいい!

コンポストトイレは人生観を変えます。

 

コンポストトイレ、と横文字にすると拒否反応は薄れますが、

それは水を使わないぼっとんトイレのこと。

 

ほとんどの人々が思い出すのは汲み取り式のくさーいトイレのことでしょう。

暗くてじめじめした場所で、便所虫が這い回ってて・・・。

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しかし21世紀型(なのか?)のぼっとんトイレは違います。

明るくて、空気の通りが良くて、臭くない。

 

これです。

とは言ってもボヤけていて良く分からないでしょう。

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このトイレの画期的なところは、

取り外し可能

 実はこれ、下に穴を掘ってその上にトイレとなるボックスを設置しているだけ。

 トイレの位置は一定ではないんです! 新しい!!

 

・ 通気性がかなり高い

 壁は藁で出来ており、ドアも上部と下部は空いています。

 トイレしている姿が見えないだけで、後は野グソと変わらないんです。

 外の様子を見ながらトイレすることも出来ます。

 だから匂いが篭らない! 爽やか!

 

・ 水を使わない

 トイレが終わったら紙で拭いて、それも穴に落とす。

 あとはおがくずを入れて終わり。

 あとは土に戻るのを待つだけ。

 

 地下水資源はもうすぐ底を付くといいます。

 貴重な水を無駄にしない素晴らしいトイレです。

 

  • 自宅のトイレが嫌いになった

元々好きな場所ではありませんでしたが。

 

隠すように作ってあり、窓も小さなものが上部についてるだけ。

匂いや冷気がこもるような設計になっているんです。

 

おまけに水も排泄物も勿体ない。

ただ今の家で庭にトイレを作る訳にいかないし、我慢しています。

 

早く素敵なトイレライフに転向したい。

 

なぜ何年勉強しても英語が話せないのか。 それは英語を話せないように教育されているから。

思考を裏返す
  • 要点がまとまっていない教科書

今日本の中学生は「NEW HORIZON」という英語の教科書を使用しています。

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昨年2年生の号に触れる機会がありましたが、ひどいの一言です。

 

簡潔に重要点を伝える、という態度と真逆の教科書です。

 

<詳しくは>

・ 登場人物がやたら多い。

  

 そいつらの名前だのバックグラウンドだのを覚えたり考慮したりするのが面倒臭いのです。

 更にアニメ風のイラスト付き。

 イラストが多い教科書ほど分かりにくいと思います。

 

・ 文法説明が簡潔でない。

  箇条書きでポイントだけさっさと書けばいいものの、要らないマーカーや表が多すぎる。

  ぱっと見て要点が把握出来ない教科書はダメです。

  登場人物と無駄なストーリーもそれを邪魔している。

 

・ サンプルの会話が実際的でない。

 

『外国人と茅葺屋根(straw roof)について話す』 シチュエーションっていつやってくるんでしょうね。

私も来日中のガイジンと話す機会は何度もありましたが、この会話をした記憶ありません。

まず、茅葺屋根があちこちにないですから。

更に今自治体は手入れが難しいそれをじゃんじゃん壊していますから、

これからも機会は増えないでしょうね。

 

  • メディアのイメージ操作による追い討ち

西洋人=恰好いいというイメージは脈々と私達の世代にも受け継がれています。

 

相変わらず不動産や結婚式場の広告モデルは白人が多いです。

西洋人=幸せを謳歌する人々のイメージが刷り込まれます。

これ、アメリカ滞在から帰国した直後はかなりの違和感でした。

 

また50,60代日本人の白人に対するへっぴり腰には毎回驚かされます。

金髪碧眼の彼氏といる時と、黒人の友達といる時。

彼らの態度は王様と使用人に対するものくらい違うことがあります。

 

こうした劣等感が、英語を話すことへの無意味な照れや緊張感を産みます。

またちょっとネイティブ風に話せることが、歪んだ優越感を産む。

 

英語がただのツール以上のものになってしまっている。

 

  • 日本は置いていかれている

語学に興味が無い人が話せないことに問題はないと思います。

しかし海外に行きたい人にとっては深刻な問題です。

 

インドのド田舎ラダックでは、若い世代なら英語でのコミュニケーションは可能です。

高卒のお嫁さんや小学生も結構話します。

実際的な英語を学んでいるのだと思います。

 

ミャンマーでも若い人は英語力があるのだと友人から聞きました。

ついこないだまで軍事政権だった国、ですよ。

 

  • 実際的に語学を学ぶ方法

私自身の実践方法です。

 

・自分と同世代・近い環境にある人物が主人公のドラマを繰り返し見る。

「セックス&シティ」を私が見たのは英会話の要領習得のためです。

5分の会話を、やり取り全部覚えてしまうくらい何度も見ました。

それで、シチュエーションに合ったフレーズを覚えていきます。

 

ビジネス英語は比較的簡単だと思います。

メールもプレゼンも、日本語と同じく決まり文句があります。

だから雛形を覚えて、部分だけ変えればいい。

 

基本的には、会話もそれと同じです。

 

・英語を話すように、日本語も話すよう心がける。

英語を話すとき、私は脳味噌にある辞書から適切な言葉を捜しています。

日本語を話すときもそれを実行することにしました。

普段から語彙を探す訓練をしていれば、辞書(言語)が変わっても苦ではありません。

 

・話してくれる相手を獲得する

これが一番難しい。

Language exchange(言語の交換=互いに言語を学びあう)の相手を

サイトで探すのも手だと思います。

実名や連絡先は交換しなくてもよいし、慎重にやれば使えます。

 

  • こんなことすら言えない・・・

先日電車で明らかに困っている白人男性が居ました。

おろおろしながら路線図を見て英語で独り言。

この絵だけで大体想像が付きます。

 

側に立っていた女性に何か質問しようとすると、

くるりと背を向けられ無視されていました。

 

気の毒だったので

"You need help?" (大丈夫?)と声を掛け、

乗車しているのが普通電車で、乗り換えの必要があることを教えてあげました。

"You need to change train at XX"

"This is local line and takes more time than the express one"

言ったのはこんなもんです。

そんなことすら皆言うのをためらうんですよね。

 

私の場合、不思議なことに喋るようになればなるほど、

冠詞とか文法とか綴りとかがあやふやになっていきます。

 

喋るのはやはり慣れ、PCのソフトを使うようなもんだなと思います。

ワードやエクセルも、口で説明するより、実際触ってやった方が早いですから。

 

学校で英語を教えなければ、皆喋れるようになるんじゃないでしょうか。

 

関連記事

 

slowinputslowoutput.hatenablog.com

 

  

自分の欲望を客観視出来る大人は、誰のことも子ども扱いしない 映画『17歳』

映画

映画監督と女優。

プロデュースする者とされる者として幸福な関係にあると思われる二者。

 

ゴダールとカリーナ

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ゲンズブールバーキン

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小西康陽夏木マリ 

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みたいな感じでしょうね。

 

『まぼろし』『スイミング・プール』では主演のランプリングですが、

今作では脇役(贅沢過ぎる)です。

 

まぼろし<初回限定パッケージ仕様> [DVD]

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しかしインパクトは主演以上です。

 

  • 2013年 『17歳(原題:Jeune et Jolie)』

 

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<あらすじ>

バカンス先で初体験を済ませた女子高生イザベルは、相手にすぐに興味を無くす。普段の生活に戻ると見知らぬ年配男性相手に売春を始める。ひどい扱いを受けることもしばしばだったが、そのうち初老の客と頻繁に会うようになる。しかし彼が行為中に死んでしまう。

 

スイミング・プール』でも感じたのですが、

オゾンは少女・夏・セックスの空気感を描くのが異常に上手いです。

目眩がしそうな暑さ、蝉の声、潮の匂いが画面いっぱいに広がります。

 

主人公には実父がおらず、それが年上男性に執着する理由の一つだと思われます。

日本のダメ映画(と宣伝会社)だと、「父の愛を求めてうんたら」と感傷オチに持っていくんでしょうが、

オゾンは一要素として淡々と描くだけです。

 

ただただホルモンの高まりと純粋な欲望が綴られます。

ベッドの上で男を待つ少女は美しいです。

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でも見ちゃいけないものを見た気にもなります。

 

  • 少女を個人として接する唯一の女

売春が親にも学校にもばれてしまって大騒ぎになり、すっかり問題児扱いされる少女。

彼女を一個の女として扱うが、ランプリング演じる、初老の男の妻です。

 

「17歳、美しい歳ね」

夫の浮気相手である女子高生を前にしても、全く動じません。

 

同情も心配もしないし、敵意も好意も表さない。

かつての自分と同じ17歳だった相手、いつか自分のように歳をとる相手、

そういう距離感です。

 

自分の欲望を客観視出来る人が、そうしたフラットな態度を保てるのでしょう。

 

ランプリングが出演する数分のためだけに、何度でも見たい映画です。

 

  • 孤独な時間を持てることは、贅沢なこと

 

slowinputslowoutput.hatenablog.com

 

以前デリーから成田への飛行機で、美しい年配の日本人女性に出会いました。

長く伸ばした白い髪、ゆったりした麻のブラウス、やや日焼けした肌となめらかな皺。

 

席も離れていて、何故話したのか覚えていません。

 

「日本のリズムは私に合わなくて、南インドによく行くの」

職業も何も知らないのに、教養がある人だとすぐ分かりました。

そして何となく、私に気持ちを吐露したかったことも分かりました。

それが嬉しかったのを覚えています。

 

日本でよく見る集団行動のおばさん達と真逆の美しい女性でした。

ちゃんと孤独を飼っている人だと思いました。

 

孤独と向き合えずに時間と空間をただ埋めようとするのは愚かなこと。

美しく歳を重ねている人を見るとそう思います。

 

ただ、そういう人を見つけるチャンスが無いとそれに気づかないですけどね。

もし周りに居ないときは、映画や音楽が助けてくれます。

孤独と向き合える大人の男女は美しい 映画『恍惚』

映画

30代半ばを過ぎて心奪われた女優がこの二人。

御歳65歳くらいだろか。

 

ランプリング様

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ファニー・アルダン

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無言の上目遣いで見つめられると、二人とも同性ながらどきりとします。

口元も目元もほとんど動かないのに、饒舌。

存在感がありながら、今にも消えそうな儚さがある。

 

女優としても女性としても美しい。

そして、よい女優とはファッション・アイコンにならない気がします。

アイコンになるのはミュージシャンや画家などのアーティスト。

何にでもなれそうで何ににもならない浮遊感と透明感が、よい女優の条件かも知れない。

サマンサ・モートンもこのタイプです。

 

  • 2003年 フランス映画『恍惚(原題:ナタリー)

 

 

恍惚 [DVD]

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<あらすじ>

浮気した夫に復讐するため、娼婦(エマニュアル・ベアール)を雇って彼を誘惑させる妻(ファニー・アルダン)。しかし娼婦から赤裸々でえげつない経緯を伝えられ、動揺し嫉妬に苦しめられることに。

 

当初はベアールの桃のような肌と唇に輝きを感じるのですが、

途中からアルダンの落ち着いた艶やかさに心奪われていきます。

 

姿勢が美しいことって大事だとつくづく感じました。

そしてゆっくりと丁寧に話すこと。

それだけで美しさは10割増し。習慣は大事。

 

あとは、大人の女が着るシャツとジャケットのかっこいいこと!

モノトーンで飾りもないのに、事務員化しない。

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パティ・スミスのシャツとジャケットもかっこいい。

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そして煙草。

普段吸わないのに、ナタリー(娼婦が夫に名乗る名前)の話を聞くときには吸ってしまう。

毒が必要なときに、意識的に吸うんです。

これが大人の吸い方。

美味しそうで禁煙したのにまた吸いたくなってしまいます。

金髪プリン、ディズニーのケースのスマフォ、コンビニ前、缶コーヒーの4点セットで吸っているのと訳が違います。(横須賀そういう人多いな。。)

 

  • 無意識から産まれる可愛らしさ

ナタリーの口から最もグロテスクな告白がされた後、アルダン演じる妻はひどく動揺します。

そして成り行きで、大分年下の軽薄そうな、かっこいいバーテンダーと浮気する。

 

車に乗って彼の家にいくところから、次の日にナタリーに打ち明けるまで、

この場面最高です。

 

まず車の中で聞くのがジョイ・ディビジョンですからね!

音楽の趣味がいい男はそれだけで恰好いいです。

 

彼のアパートの階段に着くと、急に不安に襲われる。

「やっぱり帰るわ」

でも

「階段でヤリたい」

と抱きしめられて陥落。

このへんの流れ、監督(女性)のドキュメンタリーなのかと勘ぐるくらいリアルです。

 

次の日、駅でコーヒーを飲んでナタリーに会いに行く。

「浮気したの」

と報告するために。

「可愛い男よ、野生的で」

 

このときのファニー・アルダンは凄いです。

円熟した女性の凄みと脆さと底に秘める可愛らしさが伝わります。

大人の女性の可愛いさってこういうものなんだと思います。

 

それは無意識に、無作為に放出されるもの。

幼稚園児が無邪気に「魔法を使いたい」と言うときも無作為です。

日本の美魔女と呼ばれるおばさん達が、完全に見当違いなことが分かります。

可愛らしさは本人が気づかない部分から産まれるんです。

 

18歳の時、私は自分の肌や髪が美しいことに気づいていなかった。

どの18歳の女の子もそうでしょうね。

 

  • 嫉妬していたのは妻だけではない

妻は夫とナタリーの情事に嫉妬していたのですが、

ナタリーも実は妻に嫉妬しています。

 

妻(アルダン)の若い頃の写真を見てナタリーは言います。

「今の方がいい」と。

 

若さだけでは手に入らない美しさ。知性、思慮、優雅さ、優しさ。

そういうものを妻が持っていることをナタリーは感じていたのでしょう。

ナタリーの嫉妬がドラマを展開させます。

 

  • 孤独と向き合える大人の男女は美しい

すっかりお騒がせ有名人になった高樹沙耶さんが女優を辞めた理由をこう言っており、私は好感を持ちました。

「日本には、大人が見て楽しめるラブストーリーや映画がないから、女優に未練が無い」

 

『恍惚』のような、大人の急所をつつく映画が日本にはありません。

俳優、ロケ地、脚本、監督、どれのせいでもないでしょう。

 

孤独と向き合える大人の男女は美しいという前提が無いのだと思います。

恋人や友人、配偶者や家族がいても孤独は存在するというのは当たり前の事実です。

私が知る限り、日本のドラマやポップスはそれを隠遁しているように思えます。

 

映画監督の西川美和はその前提に近いところで作品を作っているように感じますが、孤独を肯定まではしていないと思います。

 

  • 安定しないが不安にならない

最後にナタリーは妻を怒らせそうなある告白をします。

でも彼女は怒らない。

 

自分で蒔いた種だから怒らない。

どんな相手でも完璧ではなく、感情で動く生き物だと知っているから怒らない。

やはり大人だなと思います。

 

夫婦は別れることなく続いていきますが、完全なハッピーエンドとは限りません。

このまま死ぬまで寄り添う保証はどこにもない。

 

どんな人間関係も安定しているものはない。

でもそこに不安を感じる必要はない。

 

こういう映画を見ると、結婚してみたくなります。

何十年も生活を共にするとどういう感慨が生まれるのだろうと興味が湧きます。

思考を裏返すと、問いこそが答えであることに気づく。そして答えこそが問い。

思考を裏返す

完全に禅問答なタイトルになってしまいましたが、最近思うところです。

 

 

出来るだけ自信が付かないように、完璧なイメージを一方的に与える。

他者との比較に時間とエネルギーを遣わせて、経験と感覚から遠ざける。

経験と感覚を選びそうになったら、「そんなことは出来ない」と始める前から否定する。

そしてイメージの中に押し戻す。

 

大げさに言えば、それが私達の受けた教育。

健康的な自信やプライドが付かなくて当たり前です。

むしろそれが目的なんですから。

 

  • その他の問いと答え

なぜ何年勉強しても英語が話せないのか? ⇒英語を話せないように教育されているから。

 

なぜ労働生産性が低いのか? ⇒わざわざ時間と手間ばかりかけて、どうでもいいことをややこしくしているから。

 

なぜトイレは臭いのか? ⇒臭くなるように設計してあるから。

 

  • 答えと思われているものこそが問うべきもの

既定値と思われているものこそが、問わなければならない対象だと思います。

 

結婚してこそ一人前である、のか?

 

週5日8時間労働することが真っ当な人間の生きかた、なのか?

 

週5日学校に行くことこそが健康な子供の生きかた、なのか?

 

誰もが知るスターなら、演技するだけで55億円もらって当たり前、なのか?

 

誰もが大学に行く時代に奨学金を払ってまで、かつての名門大学に行くべき、なのか?

 

  • 思考を裏返す重要性

ラダックには色々な面で感銘とインスピレーションを受けました。

物質的に貧しくとも、美徳を保ちつつコミュニティで生きる彼らが不思議でした。

 

ラダックは辺境の地で、雨もほとんど降らず、資源もほとんどありません。

標高5000メートルの岩山は生きていくだけで過酷な環境です。

インドとパキスタンの国境近くでインド軍が駐留しており、政治的緊張もあります。

仏教イスラム、クリスチャンが混在しています。

 

チベット仏教の教えが一般市民にも浸透しているからだと思うよ」

そう教えてくれたのはラダック人でした。

 

そのとき答えが分かった気がしました。

 

貧しい資源、多民族他宗教、過酷な自然環境の中で、

どのように物を見て考えれば、平和で豊かな暮らしが可能になるのか。

 

ラダックはチベット仏教を使い何百年もかけて、その答えを導き出したんだと思います。

平和な暮らしを可能にする思考・言動パターンを発見し、

それをコミュニティで共有し、実践したんでしょう。

 

チベット仏教と哲学は実践的です。

彼らの思考や言動は自然に生まれたものではなく、何千年もかけて調整され洗練されていったのでしょう。

 

智慧、そのものだと思います。

 

  • Turn you inside out by REM

REMの初期の歌で「君を裏返す」というタイトルの歌があります。

相変わらず思わせぶりな歌詞でよく分かりませんが、よく頭に響いてくる歌の一つです。

マイケル・スタイプチベット僧ぽいし。


R.E.M. - Turn You Inside-Out (Official Music Video)

マネーと共に生きる その3 マネーに触れない一日

マネーと共に生きる 食べるものを手で作る

私には全くマネーを触らない日が週2くらいあります。

お金を遣わない日です。

 

  • そんな日の動き

朝起きてお湯を火にかける。

その間に身支度。

お湯が沸いたら、コーヒーかお茶を淹れる。

飲んで一息ついたら、水筒にも入れる。

前の日にささっとやいたスコーンをタッパーに詰める。

食器を片付けたり、歯磨きしたり、庭の野菜に水をあげたり、爆音でNew Orderを聞いたり(イヤフォン)。

家を出発。

歩いて最寄の駅、から勤め先へ。

ランチは持ってきたコーヒーとスコーンを頂く。

夕方勤め先を出発、直帰して自宅で蕎麦を茹でるか玄米を炊く。庭のパクチーや葉物野菜を加えるのがお気に入り。

翌日のランチスコーンを作ったり、本を読んだり、ネットサーフしたり、お風呂入ったり、洗濯したり。

寝る。

 

この間、全くお金を遣っていません。

 

私達は四方を掘に囲まれた空間に住んでいるようです。堀を越えるにはお金が必要。

お金は橋なのです。

 

でも堀の内側に資源があれば、お金を遣わなくていい。

持っている資源をやりくりして自分の好きなものを自前で創るんです。

 

  • 単なる節約とは違う

我慢や節制のためだけだったら続かないでしょう。

意外にも、マネーを触れない日にあるのは充足感です。

 

反対に、上のパターンでお金を遣う場合を考えてみます。

 

朝ぎりぎりまで眠り、朝か昼に近くのコンビニやスタバで、ランチや飲み物を買い、どこかで煙草休憩して、帰りはコンビニしか空いてないのでそこでビールと弁当を買う。

 

どちらの方がより豊かか優雅か、一目瞭然です。

 

  • 自前のものの方が断然豊か

スターバックスのコーヒーを私は美味しいと思ったことがありません。味が薄いし風味も乏しい。

コーヒー以外の飲み物は甘いだけ。たまーに行くときはクリームは抜いてもらいます。

 

自分で淹れるなら、インスタントや大手メーカーのものではなく、町のコーヒー屋さんやスズキ屋のものなどちょっと上のランクのものが買えます。

更にシナモンスティックやカルダモンを加えれば、味に変化も付けられる。豆乳を入れるのもお勧め。

 

コンビニのお握りとお弁当はもう何年も買っていません。食べた後、なぜか気持ち悪くなります。

成分表に書かれた化学薬品の文字、ph調整剤とか保存料とか、あの羅列に驚きます。食品と言うより商品です。

たまにドーナツは買ってしまうのですが、やはり化学薬品の嵐。後は毎回ビニールのゴミが出るのも嫌。ストレスにならない程度に利用しています。

 

スコーンは小さなトースターで沢山作れてとても簡単です。

小麦粉120g、ベーキングパウダー小さじ1と1/2、オリーブオイル大匙3、砂糖30g、豆乳大匙3g(ここは様子を見ながら調整)をこねて、強めで20分焼くだけ。

あんこ、くるみ、コーヒー、チョコレート、おから、手作りりんごジャムなどなど。色々なアレンジが出来ます。

何といっても美味しいし! 香ばしくてナチュラルな甘みです。

 

畑に生えているパクチーやかぶは抜いて直ぐに根っこごと頂きます。蕎麦のつゆに入れたり、カレー風味にしたり、そのまま齧ったり、漬物にしたり。食べ方を考えるのも楽しい。

 

  • マネーに触れるより、手同士を触れさせる

財布から数百円又は千円札を出せば、簡単に手に入るもの。

そのほとんどは味がしない、エネルギーもないものです。

でもお金を稼ぐにも遣うにもエネルギーを消費します。

 

自分の手を動かして、何度も手を合わせたり握ったりして産まれるものには味があります。

何かを創ることでエネルギーは使いますが、それは消えずに創造品に詰め込まれます。

それをまた自分に戻すだけ。だからエネルギーが循環します。

 

一度この循環を感じると、自分で色々と創りたくなります。

 

  • コンビニ弁当を食べる人はセクシーじゃない

男女関係なく魅力が半滅します。

食べる姿も美しくない。

 

食べ物のレプリカを食べているように見えるんです。

食べ物のイミテーションで満足している人は、別の何かもイミテーションで誤魔化しているような気がしてしまいます。