いまここに、あるもので

わざわざ要らないものを遠くから持ってくることないよね

Must Listen: Pixies ピクシーズ

オルタナグランジ世代の“Musician's musician”で、私の青春そのもの。

 

美しい旋律と殺伐とした伴奏。

ランボーを連想させる、文学性と狂気がミックスした歌詞。

フランシスの渇いたシャウトとキムの愛らしいバックコーラス。

そしてそして、こんなにエッジな音なのに、浪人生みたいに冴えない(失礼)ルックス!!

 

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でも4人とも、とってもとっても魅力的なピクシー達。

 

 

“Musician's musician”は「有名ミュージシャンたちに影響を与えたミュージシャン」の意。

娘にフランシスと名前をつけてしまうほどのファンだったカート・コバーン

REMと共に一番のお気に入りと公言しているトム・ヨーク

ナンバーガールも和製ピクシーズと呼ばれたりしてたけど、影響を受けているはず。

 

●Beautiful Chaos for Sad Children

ピクシーズの楽曲は、悲しい子供のための美しい混沌。

 

インドでエディ・ウェダーが好きだという現地の青年に出会ったことがある。

日焼けして首にタトゥを入れたハンサムなガイド。

ギラギラしているのにピュアで美しい瞳をした、とても魅力的な男の子だった。

 

彼はピクシーズを知らなかった。

彼には理解出来ないし、不要な音楽だろうと私は思った。

 

なぜならピクシーズが分かるのは、

アメリカ、イギリス、日本、その他、資本主義の先進国で生まれ育った悲しい子供たちだけだから。

欲望も商品も諦めも退廃も全て用意されていて、うんざりするしかない子供たち。

 

"Apathy"(無気力)を強調していたカート・コバーンも、

"Fitter, Happier"(もっと適応して、ハッピーになれ)と皮肉をこめて歌ったトム・ヨークも、

ピクシーズが提示する態度とアプローチに救われたのかも知れない。

 

●Fav Pixies

 

“Debasers” 

大きくなったらDebaser(嫌な奴)になりたいっていう歌。

私もなりたい、A-hahahaha!ていう歌。

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“Where is my mind?” (ライブ)

20世紀ハリウッドの最高傑作“Fight Clubs”のエンディング。

M.I.A嬢のカバー“$20”も素晴らしい。

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“Monkey Got Heaven”

人間が5(ファイブ)だったら、悪魔が6(シックス)、

悪魔が6(シックス)だったら、神は7(セブン)。

お猿は天国(ヘブン)行き♪ ウギャーーーー!! という歌。

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“River Euphrates” (ライブ)

多摩川を眺めながらよく聴いていたライライライ♪

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“Head on "

ただただ好き。

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“Motorway to Roswell”

切ないのに明るいピクシーズ

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“Rock A my soul”

あっという間に終わるROCK’N ROLL.

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“Broken Face”

ひねくれかわいいピクシーズ

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“Palace of Brine”

これぞピクシーなイントロ。

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"Bone Machine" "Gigantic" "Here comes your man" もマスト。

 

いつかまた犬を飼う機会があれば、ピクシーと名づけようかと思っている。

 

ピクシーズは私にとって内緒で飼っている子犬みたいなものだ。

誰にも見つからないように大事に大事に隠して、

でも呑気で元気な犬はいつも大騒ぎするので大慌て、

どこに居ても子犬のことばかり考えていて、

なのに気づくと居なくなってしまったり、

小さな体が動かなくなってしまったりする、

そんな存在。

 

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