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スローに働いて、スローに遣う

労働から活動へ、消費から生産へ、利益から恩恵へ

言語を咀嚼する その1

とても有り難いことに、

ほとんど日本語の分からないアメリカ人の同僚がいる。

 

しかも日本在住歴は長いので、文化や習慣には通じている。

仕事する環境を考えてくれるよき同僚であり、

役立つ言い回しを教えてくれる素晴らしい英語教師でもある。

 

そんな彼が、先日教えてくれたのは "Twang"。

「こないだ来た貴方の友達、とっても明るくていい人で大好き。

 でも彼の英語って私にはなんか聞き取りずらいんだよね」

といったら、

「南部訛りがあるからね。"Twang"で話すんだよ」

とのこと。

 

辞書を調べると、"Twang"には二つの意味がある。

一つはギターに似た楽器のこと。

二つ目は鼻声・鼻にかかった音のこと。

 

「へえ~。そういう言い方するんだ。 真似とか出来る?」

と言ったら南部訛りで話してくれた。

それが、

西部劇に出てくる、カウンターで飲んでる白人の話し方にそっくり!

(それも脇役っぽい感じ(笑))

 

「わー映画みたい!!」

と感動していたら、

「"Red Neck"とか"White Trash"って言葉を知ってる?

  主にああいう人たちが使う言葉なんだよ。勿論彼は違うけどね。」

 

"Red Neck"とは、その昔農場なんかで働いてた貧乏白人のことを言う。

首の後ろが日焼けしていることからこの名前になった。

"White Trash"とは、トレーラーハウスなんかで暮らす貧乏白人のこと。

エネミムとかブリトニーとかがこの階層の出身じゃなかったけ。

両方ともあまりよい言葉ではないが。

 

同僚の友人は全く粗野な人ではなく、気さくで紳士なのだが、

基本的に適当そうでリラックスした雰囲気とか

ちょっとだらっとした話し方とかが、

気のいい南部のお兄ちゃんといった感じ。

 

辞書とロールプレイング両方のお陰で、

言葉と概念が体に吸収されていくのを感じた。