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スローに働いて、スローに遣う

労働から活動へ、消費から生産へ、利益から恩恵へ

男性受難の時代

一つ上の世代やバリキャリ系の同世代の女性は

「男に生まれればよかった」と肩を落とすひとが多いが、

この1ヶ月ビーサンとジャージしか着てないプロ無職の私は、

「私の世代は女のが得だよな」とかみ締めている。

 

むしろ現代は、男性受難の時代、とさえ思っている。

 

  • 無職は女の方が楽チン

「仕事辞めたい」とぼやく同世代の友人(♀)に

「無職いいよー」とか

「人生、トータルで2年間ぐらいは無職した方がいいと思う」とか

無責任ともいえることをあれこれ言ってお勧めしている。

 

でも男性に勧めるのは出来ない。

そんなこと言ったら怒り出しそうな人もいる。

せいぜい

「転職活動してみたらいいじゃん」ぐらいだ。

 

今年久々に長い間(5ヶ月)無職になり感じたのが、

無職中は女性の方がずっとラクだということ。

いい年齢の男性が昼間にうろうろしていたら、

不自然で誰から見ても失業者だけど、

女性の場合は主婦だと思われることが多く、

気楽なのだ。

 

そして仕事も、パートやアルバイトは女性の方が探しやすい。

カフェでもレストランでも、ちょっとした事務仕事を支えているのは、

多くが主婦だ。雇う方も一緒に働く方も楽なのだ。

 

徒歩圏内で働きたい私にはうってつけ(主婦じゃないけど)。

ある意味女性はいくつになっても割とまともな仕事で受け皿がある。

(決していい仕事ではないだろうが)

スーパーや八百屋のレジとかの単純作業は、

年取ってから就業しやすいと思う。

(10年後に無くなっているかも知れないが)

 

でも男性が同じことを出来るだろうか。

私は全然アリだと思うが、

世間体だの何だのでプレッシャーがきついかも知れない。

「働き盛りが何やってるんだ」とか偉そうに説教しだす

親父もいるだろうし。

 

  • 男性は恩恵も大きいが、失うものも大きい

何だかんだで日本企業の多くは男性の方が、

給与も上だろう。

 

以前、一流と呼ばれる商社の接待を間近にしたことがある。

 

日本の商社の数人がアメリカ人の重役1人を囲っていた。

はっきりいって、商社マンたちは皆、島耕作にしか見えなかった。

なお、一人だけ居た上司は岩城晃一のインテリバージョンだった。

凄い迫力だった。

あ、でも一人だけ島耕作ではなく、草なぎ君タイプがいた。

彼は秘書ポジションで、黙って他のみんなの出方を観察し、

サポートしていた。餅付きの相方みたいな役回りだ。

 

それを眺めていた私は

もしこの中に私が居たら、どういうポジションを取るのだろうか

と真面目に考えた。

その1 完全に男になる。「あざーっす!」「自分、寝ません!」となる。

その2 完全にホステスになる。ひたすら飲み物を気にする、微笑む、

    場が険悪になりそうなときにだけ軽く天然ボケる。

 

どちらも月一回ぐらいなら出来るだろう。

でも毎日は無理だ。

 

会社で働くのは男じゃないと損なのだ。

そして男だと既得権益にすっと入れることがある。

でも、そこから毀れてしまった時のリスクは大きい。

 

だから必死でその中に居ようとし続ける。

相当なへそ曲がりとか変わり者じゃない限り、

それに抗うのは難しい。

 

やっぱり女で、

専業主婦になったりバリキャリになったりせず、

気ままにプロ無職しているのが、一番気楽で幸せなのだ。

そうすれば男性の価値観から最も遠く離れていられるから。