いまここに、あるもので

労働から活動へ、消費から生産へ、利益から恩恵へ

プラクティカルな横須賀

横須賀に引っ越して三年目になる。

私は近隣エリアから移動したのだけど、
それを言うと不思議がられることが多い。

「なんでそこから横須賀に?」って。

私のホームは近年マスコミにもてはやされていて、
すっかりシャレオツイメージがついてしまった。

地元の一般市民からすると、とっても胡散臭い。

(本当の目的は余ってしょうがない土地を縦割りで売り出したいだけ。バブル崩壊による企業撤退と地主クラスの年配者の死去で、空き地と空き家が凄い勢いで増えたのを小学生の時分から目の当たりにしてきた。)

●憧れの町だった横須賀

冗談ではない。

母親の友達で個性的なおばちゃんがいた。

自宅はアンティークぽい振り子時計と新旧コカコーラにうめつくされていた。
発言はいつも辛辣さとユーモアがミックスされていた。

そしてとてもセンスのいい人だった。

サザンを教えてくれたのもその人で、母親も私も姉もすっかり桑田佳祐が好きになった。

彼女が生まれも育ちも横須賀だった。

マイペースでちょっと下町感があり、
でもお洒落だったり異物(基地の影響だろか)に関心を持てる。

そういう人が多いと感じる。

作り物じゃない、人工的ではない、
気楽なセンスの良さがある人だ。

コスパがよい

横須賀は物価安いです。

家賃も4~6万くらいで十分の広さ。
下手すると一戸建て。

野菜とか魚とかも安い。
てか500円パックの寿司とか700いくらの天丼とかがふつうに美味い。

恵比寿で食った2000円以上する寿司ランチが超まずくて驚いたことがある。
いくらお金あってもこれしか食べれないなんて不幸だなと。

もっと田舎に行けば余計そう思うんだろうけど。

東京までは電車で一時間かからない。
だから通勤も一応可能だ。

年々人口が減っているので、家族単位で住むと助成金がもらえるらしい。

あとは県内でも税金は安めです。

●本当のミックスカルチャーがある

基地周りの雰囲気は私にブルックリンを思い出させる。
中心街じゃなくてLトレインとかオレンジのラインの端の方だ。

ラスタ、アフリカン、ロシアン、ラティーナたちのエリア。
以前は危険だったけど若いアメリカ人が住むようになったエリア。

色んな国のレストランや食堂があちこちにある。
かと思うとニューヨーク(世界で一番人気に限りなく近い)で一番人気のアイスクリーム屋が突如あったり。

本当のミックスカルチャーだった。

全て移民たちが必要として作ったものだからだ。

日本の外国レストランで残念なのが、
「お洒落風に作り替えてしまう」とこ。

何とかヒルズに入ってるのは大体そうなんじゃないだろか?

海外ドラマがおかしな抑揚とテンションの日本語に吹き替えされてしまうのに似ている。

そして、そのお洒落エリア近くに存在する、
せっかくの下町感や土着性が漂白されてしまうのだ。

ハワイ風や西海岸風に地域一帯を作り替えてしまったり。

ハワイはハワイに、西海岸は西海岸に任せておけばいいのに。

基地の町には残ってるのだ。

侵食されない部分が。

それはアメリカが、憧れじゃなく現実として存在するからだろう。

キティホークを初めて見たとき

横須賀線で横須賀まで行くと見られます。
トンネルをくぐって視界か開けた瞬間に目に入り、

「これに乗って人を殺しに行くんだな」

と思った。

どんなニュースや読み物を見ても得られなかった感覚だった。

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