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スローに働いて、スローに遣う

労働から活動へ、消費から生産へ、利益から恩恵へ

私たちには圧倒的に経験が足りない @東京アーバンパーマカルチャーTOUR

9月半ばから末までソーヤ海さん率いるTUP(東京アーバンパーマカルチャー)のツアーに参加しました。

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パーマカルチャーとは;ビル・モリソンが体系付けた学問。

 

 

自然は『多様な動植物が、相互に助け合い、それぞれのエネルギーを循環させる』ようにデザインされています。

そのデザインに注目・観察し、ライフスタイルに応用・実践していくことです。

 

ツアーでは田舎(rural)にてパーマカルチャーを実践するシアトル・ブロックス島と、都会(urban)にて実践するオレゴンポートランドを中心に回りました。

知識も経験もかなり豊富で半月近く経った現在でも頭が整理出来ていません。

詳細はおいおい書くとして、ツアー後に確信したことがあります。

 

それは、私たちには圧倒的に経験が足りない。そして経験をあまりにも重視されていない。ということです。

 

私たちが受ける教育はほぼ100%座学です。

座って知識を詰め込み、その中で導かれた答えだけが答えです。

簡単に例を挙げるとすれば、じゃがいもを育てるのではなく、写真や絵を見て部位や成長の様子を覚えることが勉強です。

 

ブロックス島での経験はなかなかのカルチャーショックでした。

トイレはいわゆるぼっとん(コンポスト)、おしっこは外、寝るのはテント、シャワーも外から丸見え、サウナはみんな裸、キッチンもリビングも外、ゴミ箱はなく全てがコンポスト行き。

 

しかし意外にすんなり出来てしまうし、その上快適なのです。

 

トイレはドアの上下が開いて風通しがいいから臭くないし、トイレに並ぶ必要もない。テントは起きるとすぐ美しい朝日が見られるし、シャワーは夕陽が見られる。お互い裸見てるしもう何でもいいやと開き直れるし、掃除の必要が無いのでりんごの芯はぽいと放ればいいだけ。

 

やってみれば簡単。やればいいだけなんです。

 

そしてもう一つ。経験とはキャリア・資格など履歴書に書くためのものではありません。

 

感覚と想像力を刺激してくれる、個人的な経験こそが経験です。

凄い体験をしたけど言葉では表現できない、強く何かを感じたけど誰かに伝えるのは難しい。

そういうものが、重要な決断をするときや何かを創造するときにバックアップしてくれる。

 

就活にも自己アピールにも結婚式のスピーチにも使えないもの。

むしろそういうことに使いたくないものこそが大事です。

 

それを気づかせてくれた旅でした。

あと西海岸は人も雰囲気も東より好き。