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スローに働いて、スローに遣う

労働から活動へ、消費から生産へ、利益から恩恵へ

思考を裏返すと、問いこそが答えであることに気づく。そして答えこそが問い。

思考を裏返す

完全に禅問答なタイトルになってしまいましたが、最近思うところです。

 

 

出来るだけ自信が付かないように、完璧なイメージを一方的に与える。

他者との比較に時間とエネルギーを遣わせて、経験と感覚から遠ざける。

経験と感覚を選びそうになったら、「そんなことは出来ない」と始める前から否定する。

そしてイメージの中に押し戻す。

 

大げさに言えば、それが私達の受けた教育。

健康的な自信やプライドが付かなくて当たり前です。

むしろそれが目的なんですから。

 

  • その他の問いと答え

なぜ何年勉強しても英語が話せないのか? ⇒英語を話せないように教育されているから。

 

なぜ労働生産性が低いのか? ⇒わざわざ時間と手間ばかりかけて、どうでもいいことをややこしくしているから。

 

なぜトイレは臭いのか? ⇒臭くなるように設計してあるから。

 

  • 答えと思われているものこそが問うべきもの

既定値と思われているものこそが、問わなければならない対象だと思います。

 

結婚してこそ一人前である、のか?

 

週5日8時間労働することが真っ当な人間の生きかた、なのか?

 

週5日学校に行くことこそが健康な子供の生きかた、なのか?

 

誰もが知るスターなら、演技するだけで55億円もらって当たり前、なのか?

 

誰もが大学に行く時代に奨学金を払ってまで、かつての名門大学に行くべき、なのか?

 

  • 思考を裏返す重要性

ラダックには色々な面で感銘とインスピレーションを受けました。

物質的に貧しくとも、美徳を保ちつつコミュニティで生きる彼らが不思議でした。

 

ラダックは辺境の地で、雨もほとんど降らず、資源もほとんどありません。

標高5000メートルの岩山は生きていくだけで過酷な環境です。

インドとパキスタンの国境近くでインド軍が駐留しており、政治的緊張もあります。

仏教イスラム、クリスチャンが混在しています。

 

チベット仏教の教えが一般市民にも浸透しているからだと思うよ」

そう教えてくれたのはラダック人でした。

 

そのとき答えが分かった気がしました。

 

貧しい資源、多民族他宗教、過酷な自然環境の中で、

どのように物を見て考えれば、平和で豊かな暮らしが可能になるのか。

 

ラダックはチベット仏教を使い何百年もかけて、その答えを導き出したんだと思います。

平和な暮らしを可能にする思考・言動パターンを発見し、

それをコミュニティで共有し、実践したんでしょう。

 

チベット仏教と哲学は実践的です。

彼らの思考や言動は自然に生まれたものではなく、何千年もかけて調整され洗練されていったのでしょう。

 

智慧、そのものだと思います。

 

  • Turn you inside out by REM

REMの初期の歌で「君を裏返す」というタイトルの歌があります。

相変わらず思わせぶりな歌詞でよく分かりませんが、よく頭に響いてくる歌の一つです。

マイケル・スタイプチベット僧ぽいし。


R.E.M. - Turn You Inside-Out (Official Music Video)