いまここに、あるもので

労働から活動へ、消費から生産へ、利益から恩恵へ

男性受難の時代7 幼児性と父権がミックスした男は危険

女性・子供・若者に危険を及ぼす男性

 

今まで男性へのシンパシーを元にこのシリーズを書いてきましたが、

今回は違います。

 

女子供として生きる私が最も避けている(注意している)男性についてです。

 

 


 映画『天国と地獄』の三船敏郎が演じた主人公は、私にとって危険な男です。

彼のコミュニケーション能力の低さが、40年近く前はダンディズムとして解釈されていたことにも恐怖に感じます。

もし彼が21世紀の現代に資産を持たずに存在していたら、どんな人物でいるでしょうね・・・。

 

そして秀逸なサンプル動画 ごっつええ感じの『おやっさん』


ダウンタウンのごっつええ感じ【おやっさん!】

 

今は放送できないですが(笑)、

日本の父権とその甘えを余すことなく描いています。

 

「コミュニケーション能力が全くなく、更に磨く気も全く無く、

相手(主に弱者)に甘えることでそれを補う。」

という最悪の人間関係構築方法。

 

これが家族内・会社内・社会内でも繰り返されてきたのだと思います。

この時割を食うのは奥さん・子供・部下です。

彼らはお金・食べ物・教育などのサービスのために、

仕方なくこの対応を受け入れていたのでしょう。

 

父権にしがみつくしか術がない男が少なからず存在する

 

おやっさんのような男は激減していると思いますが、

こうした歪んだ男らしさのイメージを信じている人は少なくありません。

 

先日発見して驚いたのですが、

ハジーという人の「For You。」(最後の「。」がポイント。なぜ英語に?)

という歌の詞が破壊力ありすぎでした。

 

「職業フリーター貯金もない」のに「未来は安泰だ」だし、

「俺についてこい」といいながら「何かと世話になると思うけど」だし。

「二人で追いかけたい色んな夢」は「街ブラやカフェめぐり」なんだろうかとか、

そもそも語彙と表現力が貧しすぎて、その時点で一緒にいるのが不安にならないんだろうかとか思いを巡らせたり。

 

私と私の友人はほぼ爆笑だったのですが、これは一般的に感動すべきものなのでしょうか。

幼児性と父権のミックス、そのものだと感じます。

私はちょっとぞっとしてしまうんです。だって本気でやってるんだもの・・・。

(ファンの人ごめんなさい)

 

そして、本当に危険なViolent Daddyタイプがこれ。

 


James Franco - Look At My Shit (Spring Breakers)

 

映画『スプリング・ブレイカーズ』に出てくるギャングのエイリアン。

演じているのは実際は超クールなジェームズ・フランコ

でもエイリアンは半径1m以内には近づいて欲しくないタイプです。

 

日本語字幕が無いのが残念ですが、最初の映像だけで、やばさが伝わると思います。

劣悪な環境で劣悪な文化に触れて育ち、暴力と金だけが武器の男。

 

次の映像ではギャル相手に持ち物自慢を延々としています(笑)。

「おれの~カルパン・クラインいい匂いだぜ(ぷしゅぷしゅ)」

「おれの~ブランドTシャツ。全カラー揃えたパンツだぜ」

 

ラブホテルにありそうなでかいベッドと、

金持ちの生活を表面的に真似たプール付きの家に住んでいます。

 

こんなコワモテのくせに、ブリちゃんのおセンチな曲を引き語りしたりします(笑)。

 


Spring Breakers - Everytime Scene [HD]

 

ハーモニー・コリンは、下層白人(ホワイト・トラッシュ)を描くのが上手い映画監督ですが、

必ずと言ってよいほど、こうした暴力的かつ幼稚なマッチョ男が登場します。

 

 ちかぢか日本にもこうした本格的にやばい男が登場し始めるんじゃないか、

と勝手に憂慮しています。

 

父権のイメージにしがみついて取り残される男性たち、

不安や疑問を感じても、どうしたらいいか分からない男性たち、

そしてその息子たち。

 

男性学』はこれから必要になる学問だと思います。

 

 

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