いまここに、あるもので

わざわざ要らないものを遠くから持ってくることないよね

消費する快楽から遠く離れて @アースデイ永田町

 

参議院会館の一室で行われたアースデイに参加してきました。

楽しかったです。

最近楽しいことばかりなのですが、そのなかでも楽しかった。

 

家も仕事も要らなくなったら何をしようか

 

 

登壇者のユニットSAMPO.inc。20歳と23歳のナウなヤングです。

経歴も最高です。

 

SAMPO.Inc

村上大陸  

1996年生まれ現在20歳。福岡の高校を卒業後、東北大学工学部に進学。一年経たずに休学したのち東京で日本酒、スニーカー、VR等複数の事業を行う。VRの会社を経営している際、軽トラの上にモバイルハウスをセルフビルドし自宅兼オフィスにしていた。モバイルハウス生活をしながらVirtual RealityとRealityの違いを思考しているとVRの「V」などいらないことに気づいたため、モバイルハウスの事業に転換し現在に至る。

塩浦一彗  

1993年生まれ現在23歳。3.11の二日後、親に飛ばされミラノに避難。いつの間にか6年間 ヨーロッパにいてしまう。ミラノの高校を卒業しロンドンに渡り建築を学ぶ。2016年9月東京に戻り、磯崎新アトリエに就職。都市計画等Internationalなプジェクトに携わるが、都市の開発という行為自体に疑問を覚え、元々興味を持っていた動く家、対話するための現代版茶室、家賃を払わなくていい家を体現するためにSAMPOを村上大陸と立ち上げ今に至る。

 

 

Mobile Tea Room(坂口恭平のモバイルハウスの発展版かな)として、

軽トラに茶室空間を積んで移動しながら住んでしまう。

聖域(プライベートな茶室)と共有(台所などインフラ的場所)に空間を分けて、

どちらも自由自在に拡張・縮小してしまう。

動く禅僧。超行動派哲学。な利発少年達でした。

 

デジタル・ネイティブとして幼い頃から

情報にアクセスする自由を持ち、友人や知り合いを増やし続け、

更にその双方に能動的に関われる、という特権を持った子供達。

 

彼らには「自分は特別」という感覚が少ないのだと記事で読んだことがあります。

あらゆる才能が世界のあちこちに存在するのを知っている彼らに、

ただ一人のカリスマは必要ないのだと。

 

「いつか自分はロックスターか億万長者になれる」と信じ、

カリスマを必要としてきたジェネレーションX世代(主に1970年代生まれ)とは姿勢が異なるのでしょう。

※『ファイト・クラブ』のタイラー・ダーデンの言葉を引用しました。

 

SAMPO君たちが30歳になったころ、家は要らなくなっているかも知れません。

そしたら仕事も要らなくなります。

でも遊びと智慧は残るでしょうね。ふふふふ♪

 

消費する快楽は眩しかった

 

 ここ数年10歳くらい若い人達と出会うことが増え、

「なぜこの子たちは物欲や消費欲がないのだろう」と不思議でした。

 

20代の間、私は洋服が欲しかった。着ないけど可愛いものを沢山買った。

煙草は1日2箱吸っていた。ひっきりなしに吸っていました。

お酒も毎日飲んでいました。

 

私が消費していたのはお金や時間だけではありませんでした。

私が消費していたのは、私自身です。

そしてそれは期間限定の快楽でした。

 

その快楽を翻訳しているのが、映画『スプリング・ブレイカーズ』です。

 

ビッチちゃん達が、お金を強盗し、それでスプリングブレイク(春休み)を満喫、

ビーチで羽目を外しまくり、ギャングとつるんで、クライマックスを迎えます。

 

www.youtube.com

 

このオープニングだけで伝わるでしょう。

消費、消費、消費、Consumer, Consumer, Consumer...

大画面で見ると、大脳にダイレクトに効きます。

 


Spring Breakers Piano Scene Alien - Everytime

 

消費が引き連れてくる、安いCheesyな感傷。

とってもとっても甘い。

人口甘味料いっぱいだけれど、小さい頃から口にしてると癖になるんですよ。

 

スプリング・ブレイカーズ』は大好きで頻繁に見てしまいます。

最後まで切なくなって泣けてきてしまうんですが、

それはもう、私が消費という快楽を味わうことが出来ないからかも知れません。

 

青春なんて消耗品。

 

それがこの映画の日本版キャッチコピーなんですが、言いえて妙。

消耗品と消費に囲まれて育った子供は、消耗品となり自分自身を消費します。

 

私達70-80年代生まれは、消費を快楽と認識する最後の世代になるやも知れません。

 

 惰性としての消費とブランド

 

いまどき洋服がそんなに欲しい若い子がいるのか!!??

と反対にびっくりしてしまうニュース。 

 


モノとブランド(高級服飾・学歴・社歴など全て含む)にこだわる若い人たちは、

もう老人なのだと思います。

 

そこに消費の快楽があるとはとても思えない。

ただの惰性となぞり。

 

 随分遠くへ来たもんだ。

でもたまに懐かしくなる。

 

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私もそこにいたかったなって思ってしまう。

 

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slowinputslowoutput.hatenablog.com

 

 

 

 

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