いまここに、あるもので

労働から活動へ、消費から生産へ、利益から恩恵へ

子供は誰でも天才でなくていい。個人であればいい。

 天才じゃなくて、『スーパー都合のいい子』になって欲しいだけでは?

 

ここ数年で、子供は別に学校に行かなくてもいい、と確信を持てるようになりました。

文部省の用意する学校は人材工場ですから。

 

 

子供は誰でも天才、というような甘い言葉の裏には、

都合よく労働する高スペックの人材が欲しい、という本音が隠れています。

 

教育観・家族観を変えた二組の家族

 

一組は不登校の子供さんがいる家族です。

しかし一般的な不登校のイメージからはかけ離れています。

 

当事者の子供は、小学校4年の時に

「学校が合わなくて、行くのをやめた」のだそうです。

そして母は「わかりました」と受け入れました。

 

子供は学校に行かなくとも、色んなことを学んでいます。

楽器の練習、動物の世話、

母や家族と自然系のイベントに出かけて様々な大人(私含む)に会う、などなど。

 

私も知人も当初は面食らいました。

こんなに明るい不登校があるんだねと本人を目の前にして話していると、

子供はきょとんとした顔をしていました。

 

私達が何を言ってるのか分からなかったのでしょう。

自分がただ自然にした『選択』をこんなにも大事に思う大人がいるんだ、と

思ったに違いありません。

 

子供さんは、無邪気でのびのびとした至って普通の子です。

 

二組目はシュタイナー教育という一貫教育を受けた子供さんです。

 

シュタイナー教育は、世界各国に学校があります。

ドイツのシュタイナーが創始者です。

 

シュタイナーは『経験』を重要視する教育です。

文字や計算を机上で覚えるのではなく、

自然を見たり触ったり、色を感じたり、自ら教科書を作ったり・・・。

五感を大事にしながら、本当に自分の興味のあることを探っていきます。

 

何とそのお嬢さんは高校を卒業した後、

アジアの電気も水道もない山奥に一人でホームステイに行きました。

 

無口な可愛らしい女の子ですが、思慮深さが感じられました。

自分の意にそぐわないことはしないという印象を受けました。

 

彼女も特別なスキルや知識を養ったという跡は見受けられませんでした。

礼儀正しい普通の女の子です。

 

二人とも、一芸に秀でたりエリート教育を施された天才児ではありません。

彼らは、小さな個人として生きているだけです。

 

こんなに普通の子供さんが、

きっと日本社会では超個性的としてカウントされてしまうんでしょうね。

そう思うとやるせない気分です。

 

彼らがなぜ小さな個人になれたのか。

それはそういうものだと接してこられたからでしょう。

 

シュタイナー教育の教室は暖かい

 


相模原の学校に訪れたことがあります。

 

1年生の教室にはいったのですが、壁が暖かいピンク色でした。

そしてとても安心した、暖かい気持ちになったのを覚えています。

 

「シュタイナーは色が重要なんです。

 色がもたらす感覚や意識の変化を、教育に活用しているんです」

とのこと。

 

家族から離れたばかりの1年生たちはリラックスできるようにピンク、

高学年になると集中できるように青色になるのだそうです。

面白いですね。

 

また、小さなランプを作って暗闇を歩くイベントがあるのだそうです。

これは儀式的なのですが、

自分で創った光で暗闇の中を進む=自分の力で歩む

ことを示唆するためのイベントらしいです。

 

もちろん子供達に言葉では言いません。

身をもって体験することが目的です。

 

一般の学校がかなり無機質に見えてくる

 

建物も学校行事も在り方も全てにおいてです。

とても工業的です。

 

人間より、人材を育てる。

市場価値の高い、売れる人材です。

 

私は姪っ子が可愛いのに、

そのお遊戯会を見るのが嫌いです。

理由は退屈だからです。

 

言われた通りに踊ったり動いたりしている子供を見ても、

何も面白くありません。

 

予想外の発言、急に見つける細部、まさかの行動。

彼女たちのそういう部分が好きだし、面白いと思っています。

 

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