いまここに、あるもので

わざわざ要らないものを遠くから持ってくる必要ない

ほとんどの親が毒にも薬にもなる

母親をどうするか問題があちこちで勃発している

 

・高等教育を受けていない

・一度も働きにでたことのない専業主婦(パートは可)

・親戚と近所の主婦仲間のコミュニティで生きてきた

・義理家族又は夫に抑圧されて生きてきた

 

それが団塊世代の女性、私の母親達のおおまかな特徴です。

 

健気に生きてきた彼女達が年をとり、なかなか面倒なことになっています。

実は年をとる前から面倒臭かったのですが、それが明るみになってきたのは近年です。

 

 

男女関係なく、同年代で母親に手を焼く友人が多いです。

その理由も共通項が多いです。

 

・態度が支配的で、未だに子供の結婚や仕事の選択権を握りたい

・結婚と仕事に文句が無ければ、孫の教育や進路に手口を出したい

・お金で解決しようとする

・世間知らずでお世辞や煽りに耐性がない

・自分の気持ちや状況を説明するのが下手で、感情を爆発させる

 

自分自身を支配してきた誰かに似てくるのか

 

お金を稼がなくてよい代わりに、支配や抑圧を受けてきた人達だと思います。

彼女達が時間とお金を手にし、抑圧者がいなくなった途端、

その抑圧者のポジションに今度は自分が入ってしまうかのように見えます。

 

自分が嫌いなものに似てきてしまう、という悲喜劇です。

 

全ては毒親のせいなのか

 

毒親という言葉が普遍的になり、親の呪縛とその苦しさを吐露する人が増えました。

 

そうした人達のエッセイやコラムは、読んでいるこちらも苦しくなる程切なく共感できるものが多々あります。

 

友人知人の経験も同じように胸に迫るものがあります。

「他の姉妹と比べられた」

「何をしてもほめて貰えなかった」などなど。

 

私の母親はステレオタイプのB型女性で、機嫌のいい悪いが全く予測できない人です。 

「私の方が美人だった」などと敵対心と嫉妬を娘達に露にします。

「そんなことしてると、大変なことになるわよ」と子供を脅すのもよくやります。

 

部分的に毒ではあると思いますが、だからと言って毒親の烙印を彼女に押そうとは思いません。

それはほとんどの親が毒にも薬にもなるような存在だからです。

 

私の母親はB型らしい大らかさと無邪気さのある人で、そういう点では友人の母親より大分気が楽なひとでした。

動物の面倒を見るのが上手なので、犬や鳥と遊ぶときは参考になりました。

機嫌が変わりやすく予想が難しいため、他人の心の裡を察知するよい練習にもなりました。

 

子供から搾取することしか出来ない、本当に邪悪な親もいるでしょう。

でもそれは稀だと思います。

 

だからあまりにも毒親が注目され、個々の母親だけが悪いかのように描かれるのは違和感があります。

 

 『年取った女子高生』のような母親たち

 

私がそう思うのは、優しいからでも心が広いからでもありません。

母親のせいにする気持ちは昔はとても強かったです。

 

しかしここ数年母親の小言が的を得なくなり、

「は?何言ってんの?」で済むようになってきてから母親が別の生き物に見えてきました。

 

彼女は年取った女子高生(中学生)なのです。

・周囲と同じでいないと心配

・他人からどう見られているか心配

・自分の思考と感情を客観的に見られず、言語化できない

・家庭と学校以外の経験がほぼない

 

それらは彼女のせいではありません。

家庭と学校を往復していた20代前半の女性が結婚と出産をして、

妻と母として生きてきた、その結果の一つです。

(全員がそうなる訳ではないでしょうから)

 

自分の進路やアイデンティティを模索する時間も機会も無かっただけです。

 

しかしその娘たちにはモラトリアムが用意されており、

30歳を過ぎる前に母親達の知識量と経験量を抜いてしまう。

 

娘たちも同じようにモラトリアムが無ければ毒親など存在しなかったでしょう。

 

親御さんとの関係に悩む人に

 

深刻な問題は専門の方に相談するのがよいでしょうが、

うちの母親くらいの軽めなやつの対処法はというと。

 

・友人や知人とシェアして対策を練る

同じような経験と思いをしている人がいるととても安心できます。

また母親と接するときの心構えを話し合うのもおすすめです。

「情に流されない」「母親の期待と自分の希望は別個」など、冷酷になる必要があるかも知れません。

 

・所有・依存・支配の人間関係は絶対に作らない

どんな人間関係でもその3つをやっていけないし、相手にさせてもいけません。

親にどれかをされそうになったら、全力で拒否する。

自分もやらないよう徹底する。

 

あえて礼儀正しく接し、敬語を使うのも効果的です。

敬意を示すことは、所有・支配・依存の関係を拒否することでもあります。

 

(敬語は相手との距離を取るために存在するのではないかと思うことがあります。

 日本みたいな単一民族国家はなあなあになりやすいため、その防止の一環として発達したのではないかと。)

 

 母親とも個人対個人でコミュニケーションを取りたいと思うのですが、

無理だろうと思っています。

 

 

slowinputslowoutput.hatenablog.com

 

 

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